夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

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数値に応じてマーカーの色も変えられるんですね

前回の記事で書いた、Google Mymapに自分の持っているデータを反映させる話。
何故かこちらの方がエクセルネタより評判が良かったので、もっと何かできるかなと、先日ちょうど発表された2018年の公示価格を加えたマップも作ってみました。
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一つの項目に対し一つの数字しか反映できないので、比較データの表現はGoogle Mapでは難しいかなと思ったのですが、率を使えば何とか表現できますね。

また数字の範囲で、マップ上のマーカーの色も変更できるんですね。これは初めて知りました。
リストだと地域別の傾向とかイメージしづらいですが、地図に落とし込むと「山の方の地価は変化なしか下落しているんだなあ」とか「意外と工場地帯の地価って上がってるんだ」とかの傾向が一目瞭然ですね。
このGoogle Mapの機能、また機会があれば活用してみたいと思います(そんな機会は、なかなか思いつきませんが(^^;・・・)。


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です

15刷になりました!

私が2009年に書いた本

CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告

CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告

ですが、今年で15刷になりました!
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ご購入いただいたみなさん、本当にありがとうございますm(_ _)m。

今回で累計何部になるのか・・・?もう記録をつけていないので分からなくなってきましたが(^^;、書いた8年前にはこんなに続いてくれるとは予想もしていませんでした。
絶版にならないのも嬉しいですが、自分の書いた本が何万人もの多くの方の帳簿作成の手助けになっていると思うと、本当に感無量です。


来年の1月に、税理士試験の新合格者の方へのプレゼントとして作成している、大阪の若手税理士団体に所属する税理士十数名の独立開業体験記集も、徐々に原稿が仕上がってきました。
私自身も寄稿させていただく予定ですが、お勧めの広告方法として、商業出版についても触れさせていただいています。
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本を書いた話をすると多くの方に驚かれるのですが、税理士の場合出版のハードルはそれほど高くないと思うので、文章を書くのが好きな方なら一度はチャレンジしてみることをお勧めします。

先日もジュンク堂で私の本の隣に、この同じ若手税理士の団体に所属していて、私と同じ年で同じころに独立された税理士さんが書かれた個人事業者向けの本が並んでいるのを見て、久しく会っていませんが頑張っておられるのだなあと嬉しい気持ちになりました(*^^*)。

ビジネス図解 個人事業主のための節税のしくみ (DOBOOKS)

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今年の税制改正は結構いい感じになってくるのかも

そろそろ税制改正大綱の発表の時期が近づいてきたせいか、改正に関する色々なニュースを目にすることが多くなってきたような気がします。
来年一月に税制改正大綱の説明をする研修講師を担当することになったりしているので、税制改正のニュースが結構気になっています(^^;。
今年は与党が選挙で大勝した直後のせいか、普段は触れにくい論点にも積極的に切り込んでいっている感じで、いい内容の改正になるのかなあという感触を持っています。

特に所得税は、問題点ながらちょっとタブー的な部分があった給与所得控除が一律に減りそうだったり、社会保険料控除との二重控除が問題になっていた公的年金等控除の縮減に触れられていたりと、結構踏み込んだ話が出ているなあと期待度高めで眺めています。
www.sankei.com

所得税の改正はこの十数年高所得者有利な方向に来ていましたが、ここ最近は所得再分配機能の回復の方向に傾いてきているような気がしていて、個人的にはいい感じという印象です。


また所得拡大促進税制もNHKのニュースの項目として取り上げられていますが、延長の上さらに控除の枠が拡げられそうですね。
www.sankeibiz.jp

特に中小企業は、平成29年4月以降開始事業年度の控除枠がかなり広がっているので、これがさらに広げられるのであれば、こちらも期待大です。
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※不動産周りの法律の勉強をしたいなと、先月宅地建物取引士の試験を受けたのですが、自己採点の結果が返ってきました。
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10年ぶりぐらいに試験勉強をしたのですが、やっぱり昔ほど集中力が続かなくなっていたような気がします・・・。
認めたくはないですが、やっぱり老化は進んできているのかなあ(^^;。


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です

ブログを更新するヒマもない!?

最近お客様やお世話になっている税理士さんなどに、「小林さんはこのところブログを全然更新しなくなりましたね~」と言われるようになってきています。
「最近忙しくて、ブログ更新している時間ないんですよ~(^^;」なんて言い訳でお茶を濁しているのですが、確かに開業したころは以下の2008年10月のカレンダーのように二日に一度程度は書いていたのが、最近は月に1、2回程度になっているのでダメダメな状況ですよね・・・。
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開業して数年間は仕事が終わっても、「このケース、スッキリしないから判例や裁決事例も当たって調べてみよう」とか「調べた結果面白かったから、まとめてブログに掲載しよう」という感じで、割と疑問や興味がどんどんと湧いてきて色々と勉強していたのですが、なんだか最近はそういう気力がとんと湧いてこなくなってきています・・・。


「気力が湧いてこないのは、やっぱり仕事が増えて時間がないせいなのかなあ」とか「単純に年を取ったせいかなあ(^^;」などと思いながらも、特に何もせず日々同じようにバタバタとしているのですが、今回所属している税理士さんの団体から、税理士・経営者の時間の使い方の研修案内をいただきました。
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講師の木村聡子先生は以前「税金まにあ」というブログを書いておられて、税理士受験生の頃から独立を目指していた補助税理士時代まで「税理士は税金マニアと言われるほど勉強しないと!」という先生の言葉に魅かれてブログを楽しみにしていたこともあったので、参加が楽しみな研修です。
「忙しくて時間がないというのは、ただの思い込みなのか!?」。「ブログを更新するヒマもない」という状況を変えることができるのか?何か新しい気づきを得られればいいなあと思っています(^^)。


★こちらの研修会の案内は、以下のリンクからダウンロードできます。
ご興味ある方は、ぜひご覧ください!
11月7日「税理士・経営者・個人事業主のための時間の使い方」研修会
参加ご希望の方は、案内に記載のメールかFAXでお願いします。


※「税金まにあ」で検索すると、現在木村先生が運営されているブログが見つかりました。
blog.kimutax.com
お忙しいはずなのに、ほぼ毎日なペースで更新されているんですね。脱帽です。
私も見習わないと!


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です

自分で「あったら便利だな」とか「これだったら欲しいな」と思えるのが大事かな・・・?

所属している税理士さんと弁護士さんとの勉強会で「本ってどういう風に出版するの?」と聞かれることがあったので、以前勉強会で作った資料を引っ張り出してきてみました。

開業してすぐのころ記帳指導の経験をまとめたメモを、以下の本として出版していただいた経緯が上記の資料ですが、
CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告

CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告

こちらの本は未だに絶版とならず、14刷まで版を重ねています。

初めて書いた本にも関わらず、商業出版として採用いただきここまで増刷になったのも、この本を記帳指導という実体験をした上で、「記帳指導の時、こんな本があれば便利だろうな・・・」という視点で書いたことかなあと思っています。


当時書いた企画書も、改めて読んでみました。

【企画書】

<企画の趣旨>
 個人が事業を始めた場合どうしても避けることができない手続きに、所得税の確定申告があります。この確定申告には「帳簿不要の白色申告」と「帳簿が必要だがメリットの多い青色申告」の2つがあります。
 帳簿が必要な青色申告は一見難しいように思われますが、最近の進化してきたパソコン会計用のソフトを使うと、帳簿作成に求められる簿記などの知識は最低限でこの青色申告を行うことができるようになっています。


私は2007年の7月から翌年の2月までの8ヶ月間、個人事業を始めたばかりで帳簿のつけ方が分からないという方々のもとへ、記帳指導の担当税理士として税務署より派遣されることがありました。様々な業種の方のもとへ派遣されましたが、指導を進めていくうちに、質問を受ける点やつまづくところ、疑問に思う点には、共通する部分が多いことに気がつきました。
そういった方にパソコン会計を提案し、若干のコツとともに指導させていただいたところ、20代の簿記を全然知らない方からパソコンが苦手という年配の方まで、ほとんどの方が自力で青色申告に必要な帳簿を作成できるようになっていきました。
その経験を踏まえ、私の事務所の新規顧客やパソコン会計教室の受講者向けに、パソコン会計の導入を前提とした、書類の管理方法や会計ソフトの入力方法といった経理体制の構築に主眼をおいた添付の様な小冊子を作成し配布したところ、スムーズに経理のルーチンワークをこなせるようになったと、おおむね好評をいただくことができました。


 確定申告・青色申告の解説書については現在類似書が多くありますが、既に出版されている書籍には確定申告書・所得税に関する詳細な説明の方に重点を置き、章建てなどの構成がいざ自分で取り掛かる場合の作業手順と必ずしも一致していないものが見受けられます。また手書きによる帳簿作成を前提とした解説書も、何冊か見かけられました。
実際に青色申告にチャレンジされてつまづいた初心者に話を聞くと、大半の方はそういった解説書を購入しながらも、最後まで読みとおすことができず途中で投げ出したということでした。その理由としては、解説が多少詳しくとも書籍の構成が実務の流れと異なっているのでつまづいてしまい、そこであきらめてしまったということが多くありました。
もちろん確定申告書の概要に始まって、確定申告・所得税について詳細に説明する既存の解説書の形式は、解説書としての本来の姿です。また手書きで帳簿を作成することは、経理の手続きをすべて自分の手で行うことになり、帳簿作成について隅々まで理解するには大事な手順ではあります。
しかし初心者の多くが求めているのは詳細な解説書ではなく、最小限の努力で確定申告書を作成するためのマニュアル本であるというのが、数十人の初心者に青色申告のやり方を指導してきた結論です。


そこで本企画では、類似書によくある確定申告の意義や所得税・帳簿の仕組みといった概念については解説を最小限に抑え、パソコン会計を前提として確定申告を行う場合に限定し、必要となる手続きや経理体制の構築方法に重点をおいて解説します。
また、初心者がつまづきがちな点について、項目ごとに「タイトル」、「重要ポイント」、「解説」の3段構成とし、利用者が頭からすべて読まずとも、「タイトルと重要ポイントの読み流し」「目次から必要な部分をピックアップして読む」といった、マニュアル本として利用できる形にします。その上で項目の順番については、経理体制の構築に際したどるべき手順にそって構成します。
 

本企画は、パソコン会計を使って青色申告による確定申告を行う方に対象者を限定し、最低限必要な実務上の手続きを詳しく解説することにより、これからパソコン会計を使って複式簿記による青色申告にチャレンジしたいという方のお役に立つことができると確信しています。


<企画の特長>

  1. 税理士が、税務署から個人事業者の記帳指導に派遣された際の実際の経験に基づき、経理の初心者が共通して悩むポイントに重点をおいて解説します。
  2. 白色申告に比べメリットの大きな青色申告について、パソコン会計の使用により簡単に行うことができることを説明し、心理的なハードルを下げることを目指します。
  3. 初心者がアレルギーを起こす専門用語を交えた経理知識の解説は極力排除し、パソコン会計を使う場合に最低限必要となる知識・ノウハウの解説に重点をおきます。
  4. 経理体制の構築にあたって、実際にたどる手順にそって解説します。
  5. 確定申告書の前段階である決算書を作成する方法の解説に重点をおき、確定申告書の作成については簡単な解説にとどめます。


<対象とする読者層>

  1. 個人での開業を決意し、開業準備中の方
  2. 開業すぐの個人事業者で、会計ソフトを買ったが使い方が分からない方
  3. 開業すぐの個人事業者で、経理体制の構築に際し何から手をつけるのか分からない方
  4. 青色申告は面倒という思い込みで、現在白色申告を行っている個人事業者の方

弁護士さんが書いた原稿でも「これは誰を読者として想定しているんだろう?」とか「これを読んで読者は何かプラスになるのかな?」と思えるようなものもあったりするのですが、ビジネス書として採用してもらうためには、自分で「こんな本があったら便利だな」とか「これだったら自分でも欲しいな」と視点を常に意識しながら書いていけば、「これだったら十分売れるかも」と出版社の担当者の目にも留まるのかなあなんて思います。


※レシートの整理で困っているというお客様がいらっしゃったので、お勧めの方法を提案するため、百均の整理ケース(?)を購入。
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上記の本にも書いたのですが、レシートや領収書などをもらった時に「現金」、「預金」、「クレジットカード」の3つに分類しておくと、入力する際には現金出納帳、預金出納帳、買掛帳など補助簿のそれぞれでまとめてガーっと入力できるので、整理と入力が一気通貫で楽なような気がします。
こういうTipsも、記帳指導を経験したからこそですね。もう10年前のことになるのですが、経理の経験が全然ないような人はどんなことで悩むのかがいろいろ分かり、記帳指導は本当にいい経験になりました。


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です

第14刷になりました!

2009年に私が書いた本

CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告

CD-ROM付 3日でマスター!個人事業主・フリーランスのための会計ソフトでらくらく青色申告

ですが、この度14刷目となりました。
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記帳指導で気づいた点を記録したメモを基に、初心者がつまづきそうなポイントをできるだけフォローできるようにと思って書いた本ですが、こんなに版を重ねることができるとは思っていませんでした。
これも購入いただいた皆さんのおかげです。本当にありがとうございますm(_ _)m。


最後の本を書いてから6年目。また何か書いてみたいという思いはあるものの、最近は仕事でいっぱいいっぱいで、なかなか仕事以外のことに時間そしてエネルギーを振り向けることができないような状況です。
このブログも開業した当初は毎日のように更新していましたが、最近は月に2回程度更新できれば御の字というところまで頻度が減ってきています。
本もそうですが「文章を書きたい」、「新しいことにチャレンジしたい」と思うと、やっぱり仕事を離れてゆっくりできる時間が必要なのですよね・・・。

ここ数年は極力仕事を増やさないように努めているので、最近はほとんど横ばいになってきていますが、それでも仕事は毎年少しづつ増えてきてしまっています(^^;。
本来ならそろそろ事務所を組織にして、ここからもっと大きくすることを目指すべきなのでしょうけど。
ほかの税理士さんには人を雇えと言われますが、一人で仕事をするのが気楽で好きな私としては、これからどうすべきなのでしょうねえ。


※ちなみに2冊目に書いた本は今年絶版になってしまったのですが、アマゾンでは新品だと笑っちゃうような値段がついてますね(^^;。
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やっぱり本、書きたいかも・・・。


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