夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

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まずは売上予算から

今日はお昼から、平日お忙しいお客様のところにお伺いしておりました。
経営計画を作って下さっているお客様で、毎回予算実績対比などを行うのですが、実績が予算と拮抗し、そして超えてくると、自然話も弾んできます。
「来期はちょっと売り上げが落ちそうなのですが、人件費横ばいだと利益はどんな感じになりますか・・・?」などと聞かれても、普段から固定費・変動費分解して予算と実績を対比していると、そんなシミュレーションもすぐできるので、経営計画は作成しておくと便利なツールだなとつくづく思います。


初めて予算を作って管理をしてみたいという方に、最初におススメするのは売上予算の作成と管理です。
私の著書の読者プレゼントでも、売上予算を作成できるエクセルシートを提供していますが、こちらを使うと以下のように売上の予算を作っていくことになります。


まずは前年のストラック図を確認します。

このモデルケースの場合、利益は700万円強。月別にすると大体60万円程度の利益です。
これを毎月100万円の利益にしたいなと思う場合、右のストラック図のように年間1900万円程度の売上を目指すことになります。


年間の売上予算が出来上がると、これを月別の計画に落とし込みます。

季節要素が強い業種の場合は、ここで調整を行います。


月別の売上予算ができると、この後はこれを商品別の予算に落とし込んでいきます。
価格や粗利益率、商品・サービスの提供効率などを考えて、上記ストラック図の限界利益を達成できるように、販売商品の構成を考えていくことになります。


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