夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

エクセルで面積計算はできるのか?

少し前に「エクセルで土地のかげ地割合とかを自動計算して、不整形地の評価をすることってできる?」と聞かれていたことがあったので、ちょっと考えてみました。そもそもエクセルで土地の面積計算を行う場合、どれぐらいの精度でできるものなのでしょうか?


というわけで私の事務所の所在地を材料に、実験開始です。
私の事務所の建物がある場所は、下の公図の「308−32」になります。

こちらの公図をコピーしてエクセルに貼り付け、図形の「フリーハンド」の機能でなぞって、図形にしてみます。

作成した図形を、適当な場所にコピーします。

次にこの図形の各頂点の座標を取得してみます。

左がX座標、右がY座標になります。


座標が分かると、次の数式で面積を把握することができます。

エクセルの座標は「ポイント」で表示されます。1ポイントは0.3528ミリなので、計算した面積に0.3528をかけて、1,000,000で割ると、平米単位に変更できます。
今回の図形の面積は、0.0065432平米です。


次に縮尺を把握します。今回は正面路線となる2頂点を指定し、2頂点の座標間の距離を計算します。

2頂点間の距離は193.2069673ポイント。メートル単位に直すと0.068163418メートルです。
正面路線の実際の長さは14.92メートルなので、縮尺は1/218.885737になります。


この縮尺で図形の面積を実際の面積に引き直すと、313.4894894平米。
登記上の面積は315.27平米なので、精度は99.44%ということになります。


うーん、この精度で想定整形地を書いて、不整形地補正を行うことは実用に耐えるレベルかしらん?
線を細くすると、もう少し精度があがるかな?
もうちょっと検討してみたいと思います。


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です