最近あまり出会わなくなった手形取引。今回決算で久しぶりに割引や裏書が出てきたので、会計基準上どう処理するのだったのかなと、改めて確認してみました。
中小企業の会計に関する指針や、中小企業の会計に関する基本要領だと、割り引いた際の割引料は「手形譲渡損」で処理することというようになっています。
一方で弥生会計のデフォルトでは、「手形売却損」になっています。
確か簿記論や財務諸表論で習った際も、「手形売却損」だったような・・・。
うーん、どっちを使うべきなのでしょう?やはりチェックリストをYesにするためには「手形譲渡損」を使うべきなのでしょうね。
ちなみに決算時の割引高や裏書譲渡高も、評価勘定で両建て計上していても、注記しないとダメなのでしょうね。
おそらく本来は、受取手形を直接減額して注記するという姿が望ましいのでしょうけど・・・。