夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

借入余力検討シートを作ってみました

先日初めてお会いした方に、「うちの決算書みて、あとどれだけ借り入れできると思う?」と聞かれることがありました。

借入余力を検討する場合、いろいろな要素を検討していきますが、要のひとつに資金使途と、返済原資を確保できるかどうかということがあります。


決算書や試算表を繰っていると金繰りの状況は大体見えてきますが、一覧で見ることができれば便利かなと、下記のようなシートを作ってみました。
大まかな決算書の数字をさくっと入力すると、貸借対照表の状況などの他、「概算キャッシュフロー」や「債務償還年数」、「必要運転資金」などの借入を検討する際の数字を自動計算します。

一番簡単な返済力の確認は、「税引き後利益+償却費」の概算キャッシュフロー額になります。
そして、これと現在の借入金額から債務償還年数を計算します。借入後の試算した債務償還年数に無理が生じる計画であると、そのあたり修正していく必要があります。

資金使途が運転資金の場合、必要運転資金の金額を確認しておく必要があります。
必要運転資金は、「売上債権」、「棚卸資産」、「仕入債務」から計算します。
運転資金を借り入れる場合、この数字と現在の借入金の金額を確認し、それをベースに今後売り上げが増加することなどによる増加運転資金の必要性を、受注状態などから説明していくことになります。

資金使途が、新設備の導入や新規店舗の出店といった設備資金の場合、投資前の状況にその投資による売上の増加、経費の減少、償却費増加額を織り込み、概算キャッシュフローを計算します。
そこから計算される債務償還年数の数字に無理がある場合、投資計画を再検討していくことになります。


→このシートのダウンロードはこちらからできます


※上記のページで公開しているファイルについて、会計事務所の方から問い合わせをいただくことがありました。同業者につかってもらえるというのも、うれしいものですね(*^^*)。


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です
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