夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

会社も人間も過去の経歴は消しきれないのですね

本日役所に証明書を取りに行くと、戸籍係の方で若い男女が大声で叫んでいる場面に出くわしました。
なんだろうと話を聞いていると、夫婦で婚姻届を出しに来ているようだったのですが、旦那さんの方が戸籍に離婚歴があるにもかかわらず初婚で届出しようとしていたようで、奥さんとおぼしき女性と修羅場を展開していました。
離婚した場合基本的に、その履歴が戸籍に残ってしまいます。転籍をすると新しい戸籍から離婚の履歴は消えますが、除籍された前の戸籍には残るので、さかのぼって除籍謄本をとればやっぱりわかってしまいます。


同じようなことが、会社の登記簿でもあったりします。
会社員時代に債権管理の仕事をしていた頃、新規の取引先については会社の登記簿謄本を取っていたのですが、必ず確認する項目に、一番下の「登記記録に関する事項」という項目がありました。

会社も本店を別の法務局の管轄に移転すると、登記簿がきれいになります。これを利用して過去に色々問題のあった会社の登記簿をきれいにして、その会社を取り込み詐欺などの道具に使ったりすることがあるので、ここの項目はきちんと確認しておく必要があります。


ここが上記のように「設立」というようになっていると、登記したあと移転はないことになりますが「本店移転」などとなっていると、別の管轄からの移転があったことになります。ただ移転の場合にも、前の登記簿謄本ももちろん取ることができますので、あやしげな会社の場合には前の登記簿をどんどん追っかけて行くことがセオリーになってきます。


会社も人間も、過去の経歴は完全に消しきれないのですよね・・・。


神戸市東灘区御影の会計事務所 小林敬幸税理士事務所です