大学時代の友人に会いに、久々に京都まで行ってきました。出町柳から叡山電車でゴトゴトと、ちょっとした旅行気分です。
京阪電車の終点の出町柳もいかにも京都と言った感じでいい雰囲気ですが、小さい電車に乗って比叡山に近づくと爽やかな空気が流れ込んできて、これもいい感じ。一度ぐらい京都に住んでみてもよかったかなあ。
なんちゃってピアノサークルで一緒だった友人に「先日来管理職に昇格してからはもう大変よ。」という話を聞かされると、自分も若いつもりだけどいい年になっているんだよなあと改めて感じてしまいます。
「再来年に独立したとして、軌道に乗るまで一体どれぐらいかかるのだろう?」などと考えると、そんな未練は断ち切ったつもりだったはずなのに「普通に会社勤めしていたほうが良かったのだろうか?。」などと考えたりしてしまいます。まだ独立もしていないのにそんな不安に陥ってどうするのだろう。自分の女々しさにちょっと自己嫌悪です。
帰りに四条の本屋さんで貴志祐介さんの「硝子のハンマー」を購入。
- 作者: 貴志祐介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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到底ありえない設定を、まるで現の事実とまごうばかりに彩色していく・・・。いつもは素読濫読の私ですが、このひとの作品はその表現を楽しみながらじっくりと読んでしまいます。久々の作品だけに(単行本は読んでいなかったので)、秋の夜長が本当に楽しみです。