夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

法人税

決算対策シミュレーションシートを作りなおしてみました

以前に作っていた決算対策・節税シミュレーションシート。 今回対策と節税効果がよく分かるような資料があればなあというリクエストをいただいたので、シンプルに作り直してみました。 現状の年間損益での納税予測と、対策後の納税予測をぱっと数字とグラフ…

役員報酬シミュレーションシートをアップデートしました

私の事務所のホームページで公開している役員報酬シミュレーションシート。 現在の会社の決算の状況で、役員報酬をどう設定すれば税負担と社会保険料の負担を軽くできるかシミュレーションするものですが、今回自分でシミュレーションすることがあったのでア…

土地と建物が区分されていない場合の簡便な区分方法

個人から区分所有マンションなどを土地と建物を一括して不動産を購入した場合には、契約書の売買代金が「土地部分」と「建物部分」に区分されていない場合があります。 土地と建物が区分されていないと、法人税的には減価償却の基礎となる建物の取得価額が分…

別表七(一)付表一も9年分

再来週に認定研修の講師をさせていただくことになったので、今日はひーこら言いながらレジュメを作成していました。 1つ目は、グループ法人に係る欠損金の引き継ぎのお話。 欠損金の繰越期間が7年から9年になったので、それに対応して別表七(一)付表一…

別表がいっぱい・・・

4月決算の確定申告書を作成するため、法人税の達人を24年度版にアップデートしてみました。 別表がどうなるのかよく確認してなかったのですが、結構変わるのですよね・・・。 平成24年度税制改正において、以下の改編を行って おります。帳票選択時にご注…

学生役員と役員報酬と不相当に高額な金額

時々聞かれる質問でどう答えていいのか悩んでしまうものに、「大学生の子供を役員にして役員報酬を支払うことはできるのでしょうか?」というものがあります。 役員報酬で家族に法人の所得を分散するのは節税の王道ですが、損金とするためにはその金額が妥当…

経営者と会社の間で不動産売買を行う場合の確認事項

お金をかけずに節税を検討する場合、考えられる方法の一つに「含み損がある不動産を売却することによる損失の実現」があります。 例えば帳簿上の価格が1,000円の資産で時価が100円の不動産がある場合、これを100円で売却すると900円の固定資産…

適正な保証料は一体いくら?

会社の所得の分散を考える際に検討する方法の一つに、「保証料を支払う」という方法があります。 中小企業の場合借入を行うにあたってほぼ100%、経営者やその家族がその連帯保証人になったり、個人で所有している不動産などを担保に差し入れることになり…

クレジット払いした未払寄付金と損金不算入

帳簿をチェックしていると、クレジットカードで決済された寄付金に出会うことがありました。 最近はクレジットカードで寄付ができて便利だなあとか思いながらチェックを進めていたのですが、はっと思い当たったのが「未払寄付金は、別表加算必要じゃなかった…

3〜7月決算までの法人は10月31日が期限です

平成23年度税制改正で新設された優遇税制で、中小企業でも適用機会が多いと思われるものに「雇用促進税制」があります。 この雇用促進税制ですが、「平成23年4月1日〜平成26年3月31日開始の事業年度(個人事業主は平成24年1月〜平成26年12…

賃借建物に行った内装工事の耐用年数の見積もり方法

事務所や店舗を賃借する場合、その内部に造作を行って使うことが多いですが、その内装工事については他人の建物に施す工事であっても資本的支出に該当するので、固定資産として計上し減価償却を行っていくことになります。 その内装設備の固定資産への計上方…

判例だけじゃないTAINS

税理士さんとお話をしていると時々、「小林さんの外注費と給与のブログの記事、面白いですね」といわれることがあります。 外注費か?それとも給与か? - 夢見る税理士の独立開業繁盛記 こちらの記事の話なのですが、外注費と給与については個人的にもっと面…

保証料は繰延資産?前払費用?

お世話になっている税理士さんとお話している際、「信用保証協会の保証料は繰延資産か、それとも前払費用か?」という話題がでることがありました。 信用保証協会の保証料は、金融機関でお金を借りる際信用保証協会に対して、信用の保証としての役務の提供の…

子会社を解散した場合の株式消滅損と欠損金の引継

完全支配関係がある子会社を解散した場合、その処理はグループ法人税制の影響を受けることになります。 子会社を解散した場合、従来だと子会社株式については 子会社株式消滅損 100/子会社株式 100 といった仕訳を起こして、消滅損は損金算入できるよ…

決算確定の日と株主総会

法人税の確定申告書がほぼ出来上がると、確認することの一つに「株主総会、一応、いつ開催されますか?」ということがあります。 法人税の確定申告は下記のように「確定した決算に基づき」行いますが、この確定した決算とは小さな会社の場合原則「株主総会で…

別表5(1)のカベ

「もうちょっとで自分でできそうなんだけど、どうにかならない?」と言われて、先週から検討している法人税のエクセルファイルですが、別表5の部分を作成していると、ふと昔ぶつかった別表5(1)のカベを思い出してしまいました。 税理士試験で法人税法の…

概算労働保険料の会社負担分の未払計上

概算労働保険料が40万円以上の場合など、3回に分けて保険料を納付することができます。 その結果、決算時点において労働保険料が一部未納付という場合が生じますが、会社負担部分については未払いであっても損金に算入することができます。 労働保険の概…

割賦手数料は繰延資産?前払費用?

「固定資産を割賦で買った場合の割賦手数料を取得価額に算入しなかった場合、繰延資産に該当するのでしょうか?」と聞かれることがありました。 質問の趣旨は「割賦手数料は、前払費用か?それとも繰延資産か?」ということと、「割賦手数料が20万円未満だ…

納付は全て未払法人税等の取り崩しで・・・

以前「税引前当期利益の金額を入れるだけで、法人税や事業税、住民税の金額を自動計算できるようなエクセルファイルって作れる?」と言われていたことがあったので、試しに作成してみました。 前期確定分と当期中間分の納付、源泉所得税や住民税利子割額を全…

分掌変更による役員退職金と未払計上

役員退職金について話をしていた際に、「実際に退職した場合には5年ぐらいまでだったら未払いでも損金算入OKなのに、非常勤役員になるなど分掌変更があった場合には原則未払いではNGなのはどういう根拠やろか・・・?」という話題がでることがありまし…

純額で記載?総額で記載?

上の記事に関連して・・・。 例えば税抜方式で、本体金額100円、消費税5円の売上がもれていた場合、修正申告書は普通以下のように調整します。 別表4 売上計上もれ 100(加算・留保) 別表5(1) 売掛金 105 未払消費税 △5 別表4は純額、別表…

修正申告と消費税の損金算入時期

「税込経理で売上計上もれの修正申告をしたんだけど、もれた売上にかかる消費税っていつ損金算入するんだったっけ?」と聞かれることがありました。 申告納税方式による税金の損金算入時期は下記の基本通達で、税込方式の消費税についてはダメ押しで下記の個…

倒産防止共済と別表の書き方

先日こちらの記事(倒産防止共済の掛金と適用要件と別表十(七) - 夢見る税理士の独立開業繁盛記)を書いたところ、何度か別表10(7)の書き方についてお問い合わせをいただくことがあったので、こちらのホームページに掲載してみました。 倒産防止共済…

技芸の教授は限定列挙

非営利法人の会計で気を使うのが、収益事業とそれ以外の事業との区分です。株式会社など営利法人の場合はすべての収入に係る所得が課税の対象となりますが、非営利法人の場合は、法人税法施行令第5条に収益事業として限定列挙された34の事業にかかる所得…

倒産防止共済の掛金と適用要件と別表十(七)

予想外の利益が出そうな場合など、急な決算・節税対策を検討する際に頭に思い浮かぶものの一つに「中小企業倒産防止共済の加入」があります。 この中小企業倒産防止共済、掛金を全額損金算入できる上、40か月以上加入すると解約の際に掛金の全額が返ってく…

同族会社の株主グループを判定する場合、誰を基礎にするのか?

みなし役員のことを考えていると、ふと「同族会社の株主グループを判定する場合、誰を基礎にするのだろう?」という疑問が浮かんできました。 法人税法では、同族会社の判定などの基礎となる株主グループを考える場合、株主本人に親族その他同族関係者を含め…

「シミュレーションは一緒に」が効果的

「役員報酬はいくらにしたらいいのでしょう?」という相談を受けることがあったので、こちらのHPで公開している「役員報酬シミュレーション」シートを使って、いろいろなパターンを一緒にシミュレーションすることがありました。 前期など確定した決算書の…

決算対策・節税対策シミュレーションシートを作ってみました

昨年こちらの日記で、節税シミュレーションソフトの話を書いていたところ、友人に「月次試算表をベースに、納税予測ができるようなエクセルシート作ってよ?」と言われることがあったので、とりあえず作成してみました。 月次損益計算書の数字に、未経過月に…

もう少しでできそうなんだけど・・・

以前お会いした方に「法人税の申告書、あともう少しで自分でできそうなんだけどな・・・。」と言われることがありました。 弥生会計プロフェッショナルがあれば「消費税申告書」、「勘定科目内訳書」、「事業概況書」は作成できるので、「あとは法人税と地方…

役員報酬の決め方、考え直さないと

12月に入ってから昼は外出、夜は年末調整という毎日。 先週末に出た税制改正大綱も、電車の中でちらちらと読む程度で、なかなか読み通せずにいます。 そんな中、法人税の項目を読んでいると、かねてからのうわさ通り税率が5%減少することになるようです…