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夢見る税理士の独立開業繁盛記

神戸市東灘区で開業している駆け出し税理士の、試行錯誤日記

所得税

法人成りと個人の青色申告と自己取引と・・・

昨日に引き続き、法人成りのネタをもう一つ。法人成りの場合、法人設立後も引き続き自分が所有している自宅の一部を仕事で使ったり、賃貸の自宅の一部を仕事で使ったりする場合には、会社から個人に家賃を払うことになります。(払わなくても問題はありませ…

所得税法のO-157

先日大ベテランの税理士さんにお会いした際に、参考にということでご自身が翻訳されたOECDモデル租税条約と日本税法学会の学会誌を頂きました。 すべてを読むにはパワーが必要となりそうですが、ひとつ学会誌の論文が面白そうだったので朝からさっと読ん…

慰謝料をマイホームで払う場合には、離婚後で?

「婚姻期間が10年強の夫婦が離婚する場合で、慰謝料としてマイホームを渡そうと思うのだけど、何か注意することってある?」と聞かれることがありました。 慰謝料としてマイホームを渡す場合、相手方の財産分与請求権の消滅が伴うので、相手方に時価でマイ…

請求書に記載がなくても、源泉徴収必要な報酬は徴収必要です

帳簿をチェックしていると、時々あるのが報酬に対する源泉所得税の徴収漏れです。 税理士報酬のように毎月発生するものや、士業の報酬のように請求書に源泉税額が明記されている場合にはそういった間違いはあまりありません。 一方で設計料やデザイン料、講…

小規模企業共済を扱っていない銀行があるのですね

個人事業者や小規模法人の役員の節税を考える際、真っ先に検討するのが小規模企業共済の加入です。個人年金などと違って払込額全額が所得控除の対象になる上、加入期間中は既払込額の範囲内で無保証・低利で貸付してもらえるうえ、廃業時や退職時などに退職…

金融商品の確定申告

事務所でつかっている所得税の確定申告用ソフトも今週からアップデートされて、20年度分の申告書を作成できるようになりました。 早速すでに資料を送ってもらっているお客様の資料を確認していると、最近増えてきたなあと思うのがいろいろな金融商品の申告…

譲渡所得と不動産所得で泣き別れ

不動産の譲渡所得の計算をする際に気をつけなければならない点の一つに、固定資産税の精算金を譲渡対価に含めなければならないことがあります。 不動産の売買を行った場合、慣行として取引日を基準として固定資産税を日割で精算します。 たとえば7月末で不…

食事手当と福利厚生と所得税

昨夜テレビ朝日のニュース番組を見ていると、ある独立行政法人が従業員に昼食手当を支給していたというニュースで、司会者の古舘伊知郎さんがぶつぶつと文句を言っている場面に出くわしました。 今回の昼食手当がどういう処理だったかは分かりませんが、所得…

生命保険料控除と保険事故発生時の課税関係

年末調整の作業をしていると聞かれることの一つに、「私が契約者である生命保険契約が複数あるのですけど、1件だけで生命保険料控除の上限に行ってしまうので、他の契約を家族の生命保険料控除にできないでしょうか?」ということがあります。 答えとしては…

配当金 申告するのはお得?それとも損?

先日「上場株式の配当が若干あるのだけど、配当控除の制度があるから申告した方が得になるのかな?」と聞かれることがありました。 配当金のうち少額のものの税金については、所得税7%住民税3%の源泉徴収だけで済ましてもいいし、確定申告してもOKとい…

売却時期で天国と地獄?

今日の日経新聞を読んでいると、自民党の税制調査委員会で柳沢伯夫さんが09年の税制改正で「土地の譲渡益について非課税にする」という提案をしたという記事がありました。 日本経済新聞 土地の譲渡益については 5年以内の短期譲渡であれば、所得税30%、…

家内労働者等の必要経費の特例とシルバー人材センターの配分金

先日請負契約の話を書いたのですが、個人的に「なんで請負契約の報酬になるのだろう?」と疑問に思うものに「シルバー人材センターの配分金」というものがあります。 このシルバー人材センターから受ける配分金は、下記の説明の通り有無をいわせず雑所得にな…

外注費か?それとも給与か?

よく聞かれる質問で悩ましいのが、「個人の方に外注として作業を手伝ってもらっているのだけど、その対価は給与にならないよね?」というものがあります。いわゆる「一人親方」に対する外注費ですが、会社が「外注費」として処理していたものを税務調査等で…

お釣りの渡し過ぎは雑損失で

「お釣りを渡すとき間違えて多く渡してしまったので、現金残高が合わなくなってしまったのですがどうしたらいいでしょう?」と聞かれることがありました。 答えとしては「経費で処理してOKです。」ということになります。科目としては「雑損失」を使うのが…

経費はどこまで認められるのか?

帳簿初心者の方によく聞かれる質問に、「経費はどこまで認められるの?」というものがあります。 必要経費になるものの最も基本的な考え方は 「売上に貢献する経費」 「事業に関連する経費」 の2つです。 「売上に貢献する経費」というのは、売上を得るため…

個人の帳簿の保管期限

個人の帳簿や証憑類の保管期限についてまとめることがあったので、少し調べてみました。 所得税法はその施行規則の63条で、帳簿書類や決算書、証憑書類の保管期限を定めています。 第63条(帳簿書類の整理保存) 第60条第1項(決算)に規定する青色申…

法人成りした場合の資産の引継ぎは?

「法人成りした場合、個人が持っていた事業用資産はどうしたらいいのでしょう?」と同僚から質問を受けました。 「そんなの簿価で法人に売っちゃえばいいんですよ。」と即答したのですが、本当にそれだけでいいのか不安になってしまったので家に帰ってきてか…

FXと所得税(続き)

先日の確定申告相談会の際、FXの課税関係がよく分かっていない自分に気がついて、今日少し勉強してみました。 所得区分は雑所得になることは漠然と知っていたのですが、取引所を通すか通さないかで扱いが変わってくるのですね。 くりっく365のような取…

FXと所得税

ちなみに今日の相談会で、一人「FXの儲けを申告したいのですけど。」という方がいらっしゃっていました。 「げっ、こっちにくるなよ。」と念じた結果、別の税理士の方に行ってくれたのでほっとしたのですが、実務的にどうやって申告するのかよく分かってい…

申告書出してない場合の還付はなんで5年前まで?

今朝、事務所の同僚から「お客さんの従業員が、住宅ローン控除の申告を忘れていたらしいのだけど、何年までさかのぼって還付請求できるんだったっけ?」と質問を受けました。 とっさに「5年間はさかのぼれるはずですよ〜。」と答えたのですが、そういえば何…

自家消費の所得税と消費税の差異はどうやって処理するのか?

先日作成した現金商売の営業日計表。同じシートで自家消費も管理できた方が便利かなと、ちょっといじってみました。 こうしておけば自家消費の計上を忘れることはないのかな。 これを作りながら、はたと思い当たったのが所得税と消費税で自家消費の時価や対…

一粒で二度おいしい?

今回は最近教えてもらって目から鱗となった減価償却のお話です。法人税法でも所得税法でも、減価償却費は税金の計算上費用に認められます。 しかし費用の認められ方が法人税法と所得税法とで若干違います。 法人税法では、会計で減価償却費として計上した金…

一人会社の社長の旅行代

事務所の先輩から、一人会社の社長が事業に関係ない旅行を「視察旅行」と称して会社の経費にした場合、役員賞与に該当すると思うかと質問を受けました。 確かに「視察旅行」と考えると厳しいと思いますが、無理に事業に結び付けようとせず逆に「慰安旅行」の…

所得税法は「人情の税法」?

はてなの質問で以下のような質問があったので、軽い気持ちで回答してしまいました。以下引用 所得税に関しての質問です。法人から個人へ土地の譲渡があった場合。この土地の時価を10、譲渡価格を8とします。1.個人が法人の役員である場合、差額の2について、…